「歴史幕末明治小説」大久保利通には負けたな〜『歳月』

小説, 歴史小説

【ストーリー&感想】

司馬遼太郎作品ですね〜江藤新平の話ですな〜明治維新後の新政府の司法卿にまでなったのに…佐賀の乱を起こして明治政府軍と戦ったが負けて捕まり…そして処刑されたんですな〜(  ̄▽ ̄)

明治維新に貢献した薩長土肥の肥前佐賀の出身である江藤新平は、まあ幕末はさほど活動家らしい事はしてないが…まあ明治維新後の政府内ではその能力を発揮していろんな法律を作ったり、長州勢力を弾圧したりしたんですがね〜征韓論に破れて佐賀に帰り〜まあそしてパターンだなぁ〜不平士族達にまあ祭り上げられてリーダーになり明治政府に反乱を企てたってね〜(*´∀`)

DMM FX

各地で反乱が起きてるが…個々で反乱しても勝てるわけないだろうがよ〜相手はまだ出来上がってさほどたってないとはいえ日本政府なんだからな〜各地でリーダーが連携したらあるいは勝てたかも知れないが…個々で反乱してもたかが知れてるぜ〜江藤新平ほどの男がそんな事もわからないとは思えないが…やはり戦なんてしたことないからな〜分からなかったのかな〜ってか自分に自信ありすぎなんじゃないか〜(о´∀`о)

それに先に薩摩に帰ってた西郷隆盛が協力していてくれるんじゃないかって期待してたようだがな〜だが西郷は協力せず…仕方なく戦うはめになったんだろうな〜そして負けて逃げたが…自分が司法卿だった時に手配写真を配るって捜査を作ったが…自分がその手配写真にのり…それで捕まってしまうとは思ってもみなかっただろうな〜( ・∇・)



江藤新平は裁判が東京でやるだろうと思ってたからな〜その裁判で洗いざらいを喋ってやろうと思ってたんだよな〜けっこう口は達者ってか弁論はたつ方だったからな〜ところが政敵である大久保利通はそれを許さず…まあそうだろうな〜裁判で政府内の事を色々と喋べられたらまずいよな〜出来てまだしもの政府なんだからな〜政府内のもめ事とかは外に知られたくはないからね〜だから東京で裁判すればまずいから東京に送る事なく江藤新平を処刑したわけですな〜酷いな〜大久保利通はな〜ってか大久保利通の方が江藤新平よりもキレ者だったって事なんだろうな〜1枚も2枚も大久保利通が上だったってだけだな〜(* ̄∇ ̄)ノ

でもまあそういうもんだろうな〜江藤新平は頭がいいからね〜唯一自分に匹敵するのは大久保利通くらいしかいないって思ってたしな〜自信過剰なんですな〜江藤新平はな〜だから甘いんだよな〜司法卿だった自分を裁判しないわけないと大久保利通を甘く見てたわけですな〜甘い甘すぎだ〜大久保利通は政敵を葬るチャンスだと思ったからな〜そこが二人の違いですね〜江藤新平は政治家としては甘い男って事ですな〜大久保利通は幕末でも色々と苦労してるからね〜非情さに徹底する事が出来るわけですな〜やはり大久保利通が上だったな〜(*´∀`)



そして数々の法律を作り出し明治政府の基礎をまあある程度は作った江藤新平は政敵である大久保利通により裁判する事もなく抹殺されたわけですな〜惨い〜そして江藤新平は惨めすぎますね〜(ノ´∀`*)

いや〜江藤新平は甘いが…まだ人間味があるよな〜大久保利通みたいな冷徹な人間ではなかったって事だよな〜私は竜馬暗殺の黒幕はこの大久保利通だと思ってますからね〜でもまあ〜面白いよ〜この小説はね〜お薦めですわ〜((o(^∇^)o))

【ランク…S】