「歴史小説」仁侠の男だなぁ〜『俄 浪華遊侠伝 』

小説, 歴史小説

【概要】

司馬遼太郎作品の幕末歴史小説ですがね〜武士や大名が主人公ではないんだよな〜まあヤクザですな〜だがこの時代のヤクザは任侠を重んじるからな〜まあヤクザとは種類が違うんだろうな〜いわゆる人情に厚い仁義を大事にする人ですからね〜(⌒∇⌒)

【ストーリー】

主人公は明石家万吉ってまだガキだがな〜家族を養う為に家を飛び出して賭博荒らしとかしてたんだがね〜まあヤクザ達に捕まって殴られたり蹴られたりしても銭を離さなかったってんだからな〜まあ根性と辛抱は異常に強いガキでたとえ半殺しにあっても根をあげない我慢強さを持ってたようですな〜まあ体も異常に強く出来てたんだろうな〜まあそれで『度胸の化け物』とか『不死身の万吉』とか言われたようだな〜(。^。^。)

まあ万吉は任侠に熱い曲がった事は嫌いな仁義の人だからな〜悪徳商人が幕府役人と結託して米の値を吊り上げた時には米会所を荒らし幕府役人に捕まって過酷な拷問にも屈せずってムチャクチャな拷問をしよるな〜幕府はな〜まあ普通では根をあげるがね〜万吉は度胸の化け物だからな〜根をあげなかったわけですな〜それで幕府役人も諦めてしまうんですな〜そして人民から絶大な人気を得て「万吉親分の為なら命もいらない」ってなり一大勢力を築くわけですね〜そして任客の道を歩き出すわけですね〜((o(^∇^)o))



そして時代は幕末ですからな〜長州や新撰組ともけっこう絡んできますね〜長州の桂小五郎を助けたお陰で明治になって助けてもらったりしたしね〜長州の遠藤を助けたお陰で官軍に捕まった時も処刑寸前で助けてもらったしな〜更に新撰組の土方にも命を助けられたりとね〜まあ万吉は色んな人から愛されてたんだよな〜大阪で警備部隊を率いてたが逃げてきた長州の藩士をけっこう助けてますよ〜まあ人柄だよな〜万吉のそういう曲がった事が嫌いな性格が人を惹き付けるんだろうな〜(〃⌒ー⌒〃)ゞ

そして万吉は90くらいまで生きてたらしいからね〜頑丈な身体なんだな〜まあ不死身の万吉ですからね〜死ぬ時には「ほなら往てくるで〜」ってな〜凄い男がいたもんだな〜明石家万吉〜恐るべき男ですな〜そして愛すべき男ですね〜(●^o^●)

【感想】

まあ司馬遼太郎作品の変わった作品ですがね〜まあ仁侠の男だからな〜今のヤクザとは大違いだよな〜ってそもそも仁侠とヤクザは別物だからね〜比べる方がおかしいよな〜ただまあ武士でもなく農民でもなくっていわゆる士農工商のどれにも当てはまらないのが仁侠の世界だよな〜世間とは違うって事ですね〜つまり世間からのはみ出しものってイメージがあるからね〜しかしまあ庶民の事を大事にしてたからな〜悪党は許さないってな〜なんか正義のヒーローみたいだよな〜まあ実際にこの時代の仁侠の人はヒーローみたいな庶民の味方だったんだろうな〜まあとにかく面白いよね〜マジでお薦めですな〜(*^ー^)ノ♪

【ランク…S】